カスタム計算式は、数量拾い出し測定値に基づいて明細項目の数量を自動的に計算する計算です。数量を手動で入力する代わりに、計算式は拾い出しシンボルから測定データを取得し、廃材と端数処理を考慮した必要な正確な数量を算出します。
計算式が表示される場所
計算式は、拾い出しシンボル内に埋め込まれた明細項目のエディタで設定します。明細項目を開くと、計算式フィールドが表示され、そこに式を入力するかAIで生成できます。
計算式の構文
計算式は角括弧表記で変数を参照します。変数名を角括弧で囲み、算術演算子で組み合わせます。例えば、[NetAreaSqFt] * 1.1は平方フィートの純面積に10%を加えます。+、-、 *、/、括弧によるグループ化が使用できます。
計算式入力はリアルタイムで式を検証します。緑のチェックマークで計算式が有効であることを確認し、赤いアイコンで構文エラーまたは不明な変数を表示します。
測定変数
利用可能な組み込み変数は拾い出しタイプにより異なります。変数ピッカーで面積、線分、個数を切り替えて、各タイプで利用可能な変数を確認します。
個数拾い出しはCountのほか、項目寸法から計算される面積、周長、壁面積、溝面積、体積を提供します。
線分拾い出しは長さ変数(NetLinearFt、NetLinearMなど)、長さに幅、壁高、深さを組み合わせた面積、壁面積、溝面積、体積を提供します。
面積拾い出しは最も多くの変数を提供します。面積、周長、壁面積、溝面積、壁体積、溝体積について、純量、総量、カットアウト量のバリエーションがあります。純量はカットアウトを減算、総量はカットアウトを含む、カットアウト量はカットアウト領域のみを対象とします。
各変数は複数の単位バリエーションがあります。複数の単位がある変数カードをクリックするとドロップダウンが開き、フィート、メートル、ヤード、平方フィート、立方ヤードなどを選択できます。
カスタム変数
組み込み変数下の変数追加をクリックして独自の変数を作成します。各カスタム変数には、計算式で使用するキー、表示用名前、デフォルト値、オプションの単位があります。例えば、キーSpacingFt、名前「根太間隔」、デフォルト値1.33、単位「ft」の変数を作成できます。計算式では[SpacingFt]と参照します。シンボルインスタンスごとにユーザーがデフォルト値を上書き可能です。
AIによる計算式生成
計算式入力横のスパークルアイコンをクリックしてAIモードに切り替えます。平易な言葉で計算内容を記述します -- 例えば「石膏ボードのシート枚数用に壁面積を32で割る」 -- 後Enterキーを押します。AIが計算式を生成し、廃材と端数処理の値もオプションで設定します。一般的なシナリオ向けの提案チップとして「平方フィート面積に10%廃材を追加」や「コンクリート用立方ヤード体積」などが利用可能です。
手動入力に戻るには関数アイコンをクリックするかEscapeキーを押します。
廃材率
廃材フィールドは計算結果にパーセントバッファを追加します。10を入力すると10%の廃材を追加します。計算は生の計算式出力を1 + wastePercent / 100で乗算するため、100平方フィートの結果に10%廃材を追加すると110平方フィートになります。これにより計算式自体を変更せずに、材料の切断、破損、オーバー分を考慮できます。
切り上げルール
最も近い値への切り上げフィールドは最終数量を指定した増分に切り上げます。1で整数に、12でダース単位に、0.5で半単位増分に切り上げます。切り上げは廃材後に適用されるため、パイプラインの順序は計算式評価 → 廃材 → 切り上げです。
