大工工事・木造軸組(フレーミング)の数量拾い

大工工事・フレーミングの数量拾いに関する測定リファレンスです。木造および軽量鉄骨(ライトゲージスチール)の壁・床・屋根がどのように数量化されるかを扱います。壁を測定する基準線、開口部の取り扱い方、スタッド・プレート・根太・垂木を割付間隔(ピッチ)からどう算出するか、面材(シージング)を枚数へどう換算するか、そしてそれぞれの根拠となる公表規格について解説します。

大工工事・フレーミングの数量拾いは、平面図と立面図から建物の構造躯体(骨組み)を測定し、それを建てるために必要な製材・パネル・接合金物を算出します。対象は建築仕様区分の第6部門(木材)と第5部門(冷間成形鋼)です。フレーミングはほとんどが算出(derivation)の工種です。すなわち、少数のジオメトリ(壁の延長、床面と屋根面、妻側の三角形)を拾えば、積算対象のほぼすべてがそこから計算されます。スタッドは割付間隔から、プレートは延長から、面材の枚数は面積から導かれます。

フレーミングを誤りやすくする要因が2つあり、本ガイドはその2点を軸に構成しています。第一に、測定する数量と発注する数量は、同じジオメトリ上であっても単位が異なります。見積では延長(リニア)と面材の面積を報告しますが、資材発注は製材の板才(ボードフィート)、パネルの枚数、スタッドやトラックの本数です。第二に、長さの軸と面積の軸では、開口部を逆方向に扱います。開口部が壁の延長を短くすることは決してありませんが、面材の面積は減らし、フレーミング部材は増やします。本書は手法・単位・公表規格に関するリファレンスであり、原価ガイドや入札のハウツーではありません。

基準線:フレーミングは仕上げ面までは測定しない

フレーミングの長さで最もよくある誤りは、仕上げ工種が用いる仕上げボード(石膏ボード)面やプラスター面まで壁を測ってしまうことです。フレーミングの長さは、それとは別にスタッド線に沿います。そして北米の作図慣行は非対称です。外壁および耐力壁は、基礎・端根太(リム)・面材が揃う「スタッド外面」を基準にとります。内部間仕切りは芯(センターライン)でとります。芯であれば割付間隔(オンセンター)が芯々長さできれいに割り切れ、取り合い部(ジャンクション)も自ずと相殺されるためです。規模の大きい商業工事では、間仕切りを「フレーミング面」で寸法表記することもあります。基準線を取り違えると、両端でそれぞれスタッド幅の約半分だけ延長が偏り、そこから算出されるすべての数量がずれます。

この使い分けは公表された規則というより、北米で確立された墨出し(レイアウト)の実務慣行です。したがって、図面が「どの面を寸法基準としているか」を明記していれば、それに従ってください。RICS NRM2 のもとではこの問題は解消されます。Work Section 16 では、フレーミング部材を所定の断面で部材長に沿って測定し、芯(センターライン)が実務上の積算線となります。

芯々(センターライン)の取り合いと半幅控除

芯々の延長に壁の幅(ブレッドス)を乗じると、壁が交わる箇所で芯々が二重計上になります。その補正は積算(数量調査)実務の標準です。L字の出隅は自ずと相殺します。一方の脚で二重に数えた分が、もう一方で欠落した分と等しくなるため、補正は不要です。T字交差や交差壁では過大計上になるため、各取り合い部で壁幅の半分を控除します。1本の交差壁は2つの取り合い部をつくるため、交差壁1本につき壁幅1つ分が差し引かれます。正味の芯々長さは、総芯々長さから(壁幅の半分 × 取り合い部の数)を引いた値になります。

開口部:長さからは決して控除せず、必ず面積を控除し本数を加算する

これがフレーミングにおける「長さ対面積」の非対称性であり、しっかり押さえるべき原則です。プレートやトラックはすべての開口部を貫いて連続し、開口部の上下にも壁は存在します。したがって開口部は、どの手法によっても壁の延長から控除しません。RICS NRM2 と北米の実務はこの点で一致します。開口部が行うのは、代わりに面材の面積を減らし、フレーミング部材を増やすことです。

面材の面積は減らしますが、それは大きな開口部に限ります。小さな開口部では、その周囲を切り回す手間が節約される材料分を相殺してしまうためです。石膏ボードの慣行に倣った北米のシート材実務では、4×8フィートのパネル約1枚分(およそ32平方フィート)までの開口部は無視し、それより大きいものは控除します。したがって約21平方フィートの標準的なドアはそのまま残します。RICS NRM2 は、表面積仕事のしきい値である約0.50平方メートルより大きい板張りの空所を控除します。同じ規格系統の他所に出てくる1.00平方メートルという数値は、シート系外装材・ガラス工事・防水(タンキング)の各部門に属するものであり、木板張りには該当しないため、ここで流用してはなりません。ドイツの VOB/C 大工工事(DIN 18334)は別系統の規定です。体積で測る木材工事では、切り欠きを控除せず断面全体で測定します。

フレーミングの本数は増えます。開口部ごとに、キングスタッド、ジャック(トリマー)スタッド、まぐさ(ヘッダー。英国やメートル法圏ではリンテル)、そしてヘッダー上のクリップル(短スタッド)が加わり、窓ではさらにシル(窓台)とシル下のクリップルが付きます。これらの部材の役割は IRC で規定されています。キングスタッド2本+ジャックスタッド2本にヘッダーとクリップルを加えるという標準的な構成は、フレーミングの慣行です。

スタッド・プレート・根太・垂木:割付間隔から本数を求める

中核となる算出方法は、垂直フレーミングと水平フレーミングで共通です。部材本数=延長 ÷ 割付間隔(オンセンター)+1+慣行上の追加分です。割付間隔という除数は法規の表で定められ、追加分は実務慣行です。

スタッドについては、まず一般部のスタッドを割付間隔から拾い、次に出隅ごとに3本、間仕切り交差部ごとに2本、壁端部ごとに1本、開口部ごとにキングスタッド2本+ジャックスタッド2本を加えます。標準の割付間隔は IRC・IBC の表で16インチ(406ミリメートル)芯々であり、アドバンスト・フレーミングでは24インチ(610ミリメートル)も認められます。スタッド長は壁の呼び高さ(公称高さ)ではありません。標準的な8フィートの壁では、92・5/8インチのプレカットスタッドを用い、1・1/2インチの下枠(ボトムプレート)と3インチの二重上枠(ダブルトッププレート)と合わせて天井ラインに達するようにします。9フィートと10フィートの壁では、それぞれ104・5/8インチと116・5/8インチのスタッドを用います。

プレート材は、壁長 × 段数で求めます。段数は標準で3段(下枠1枚+二重上枠)、アドバンスト・フレーミングで上枠を1枚にする場合は2段です。床根太・天井根太は、床の延長に沿ってスタッドと同じパターンに従い、これに平行間仕切り下の二重根太、開口部周りのヘッダーとトリマーによる二重補強、外周の側根太(リムジョイスト)が加わります。垂木は、屋根の延長 ÷ 割付間隔+勾配面ごとに1本で本数を数えますが、その長さは水平投影長ではなく実勾配長(真の斜め長さ)でなければなりません。実勾配長=水平投影長 × 勾配係数(1+(高さ÷水平)の2乗の平方根)に、軒の出(オーバーハング)と棟(リッジ)の余長を加えた値です。隅木(ヒップ)と谷木(バレー)には、それ自体のより長い勾配係数を用います。

RICS NRM2 や CIQS の地域では、この本数算出は内訳明細(ビル)には現れません。スタッド・根太・垂木は所定の断面でメートル単位の線部材として測定し、本数の積み上げは施工業者が行います。割付間隔の表は法規ですが、追加分や3段プレートの乗数は慣行です。メートル法の標準割付間隔(英国400ミリメートル、欧州大陸600ミリメートル、AS 1684 によるオーストラリア・ニュージーランドでは450ミリメートル)は、義務付けられた数値というよりも一般的なモジュールです。割付間隔はスパンと荷重に依存し、図面から読み取るものだからです。

妻壁とレーキ壁:階段状のスタッドと三角形の面積

妻壁やレーキ壁では、スタッドが低い端から頂部(ピーク)に向かって伸び、1本ごとに「(高さ÷水平)×割付間隔」だけ前のものより長くなります。本数は依然として延長 ÷ 割付間隔ですが、製材数量は、すべてのスタッドに頂部高さを当てはめるのではなく、実際に増えていく各長さを合計しなければなりません。よく使われる簡便法は、平均スタッド長(およそ頂部高さの半分)× 本数です。妻側面材の面積は三角形の面積、すなわち底辺 × 高さ ÷ 2 です。妻を頂部高さの長方形として扱うと、スタッドも面材も過剰に発注してしまいます。

面材(シージング):まずどの面に張るか、次に面積から枚数を求める

面積を枚数へ換算する前に、まずどの面に面材を張るかを確定してください。面(フェイス)の前提を誤ると2倍の誤差になるためです。外壁は通常、外側の1面だけに面材を張ります。せん断耐力や防火等級のために両面に張る壁では、面積は2倍になります。屋根デッキは実勾配面の面積を、床デッキはフレーミングした床の平面(投影)面積を用います。

次に面積を枚数へ換算します。枚数は、面材面積 ÷ パネル面積を整数枚に切り上げた値です。標準パネルは4×8フィート、すなわち32平方フィートで、これはエンジニアードウッド業界団体が公表する性能等級付きのパネル寸法です。メートル法の市場では1.2×2.4メートル、約2.88平方メートルのボードを用います。開口部による面積控除は、切り上げの前に適用します。

接合金物・締結具・ブロッキング

フレーミングには、部材そのものに加えて金属製の接合金物と締結具が伴います。根太受け金物(ジョイストハンガー)、ハリケーンタイや吹上げ防止タイ、フレーミングアンカー、釘やビスなどです。基本的な考え方は、根太と梁の接合1か所につき金物1個、垂木やトラスの支持点ごとにタイを1組とし、正確な個数はプロジェクトの金物リスト(コネクタースケジュール)と IRC の締結具表から取ります。RICS NRM2 ではこれらを「固定金物(フィキシング)」として列挙します。要求事項と部材の役割は法規・規格に裏付けられ、正確な個数はスケジュールから得られます。

法規上のファイアブロッキング(火炎止め)は算出可能です。IRC R302.11 は、可燃性スタッド壁の天井レベルと床レベル、および水平方向に10フィート(3,048ミリメートル)を超えない間隔で、加えて軒裏(ソフィット)や階段ささら桁(ストリンガー)にファイアブロッキングを求めています。したがって水平方向の部材は、おおむね壁長 ÷ 10フィートに各レベル分の延長を加えたものになります。10フィートは除数として用いる最大間隔であり、部材長ではありません。IRC R302.12 に基づく住宅のドラフトストッピング(気流止め)は、1,000平方フィート以下の隠蔽された可燃性の床・天井組立体を区画します。3,000平方フィート以下という別の小屋裏ドラフトストップは、グループR用途を対象とした IBC 718.4.2 の商業向け規定であり、住宅向けの数値ではありません。

法規外のブロッキングは詳細図に依存します。キャビネット・手すり・設備機器のための下地材(バッキング)や受け材(ネイラー)、面材の縁がスタッドの間に落ちる箇所のパネル縁ブロッキング、床根太の中間のころび止め(ブリッジング)の列などで、ころび止めは一般にスパン8フィートごとに約1列です。本数を定める公表条項はないため、意匠詳細とパネルや根太の割付から拾うか、一般製材の予備(アローワンス)の中に含めて見込みます。

トラス・リンテル・土台アンカー

エンジニアード(設計済み)の屋根トラスや床トラスは、リスト化された設計部材です。したがって、在来工法(スティックフレーム)の垂木や根太のように割付間隔から算出するのではなく、トラス設計図のトラス記号(マーク)ごとに「個」で数えます(コモン、ヒップ、ガーダー、モノ、シザー、妻側の各タイプ)。これらは IRC とトラス設計規格 TPI 1 が規定し、RICS NRM2 ではトラス垂木(トラスドラフター)を本数で列挙します。

開口部をまたぐ部材(スパニングメンバー)の数量化は地域によって異なります。北米の軽量木造壁では、組み立て式の寸法材(ディメンショナルランバー)またはエンジニアードヘッダーを用い、フレーミング材の中に含めて数えます。その長さは、開口幅+各ジャックでの掛かり代(ベアリング)に、プライ数(重ね枚数)を乗じた値です。英国や欧州の実務では、代わりにプレハブの鋼製またはプレキャストコンクリート製のリンテルを用いることが多く、所定の基準のメートル単位で測定し、別部門で計上します。AS 1684 に基づくオーストラリア・ニュージーランドの木造軸組では木製リンテルを用い、スケジュールが指定する箇所では鋼製とします。一方を他方として誤ってモデル化すると、まぐさ部材が誤った明細・誤った材料に入ってしまいます。

土台(シル)または下枠(ソールプレート)のアンカーボルトは、下枠の延長から法規により算出できます。IRC R403.1.6 は、アンカーボルトを6フィート以下の芯々間隔とし、各プレート端から12インチ以内に1本、プレート1本につき最低2本と定めています。したがって本数は、おおむね下枠延長 ÷ 6フィート+1に端部ボルトを加えた値です。高地震地域や強風地域では、ローカルの補則に従って間隔を詰め、プレートワッシャーを追加します。

軽量鉄骨・板才(ボードフィート)・「測定数量と発注数量の分離」

冷間成形鋼の数量拾いは木材と同一です。延長と割付間隔からスタッドを求め、上下のUトラックからランナー(縦枠受け)を求めます。ランナーは壁長の2倍として測定し、10フィートの定尺で発注します(2段。木造プレートの金属版です)。変わるのは3点です。第一に、部材は AISI または SSMA の呼称で識別します。362S125-33 は、ウェブ3.625インチ、S はスタッド、フランジ1.25インチ、母材鋼33ミル(mil)を意味します。非構造部材は AISI S220 に基づき NS と表示し、構造部材は AISI S240 に従います。第二に、板才(ボードフィート)は存在しません。鋼材は本数で発注し、断面の1フィートあたりポンド数(重量)で価格が決まります。第三に、ミル厚(33・43・54・68・97)が製材の等級(グレード)に代わるもので、これは延長から算出するのではなく仕様書から読み取ります。

北米では、木製の製材は板才(ボードフィート)で発注・価格設定されます。1板才は144立方インチに等しく、板才=厚さ × 幅 × 長さ ÷ 144(すべての寸法をインチで)です。寸法フレーミング材では呼び断面(公称断面)を用いるため、2×4×8 は5.33板才となり、これは製材所が針葉樹を集計する方法に一致します。実際の仕上がり寸法である1.5×3.5インチで計算すると数量を過小に見積もってしまいます。板才は北米の単位です。メートル法の市場では、RICS NRM2・CIQS・AS 1684 のもとで、所定の挽き断面における木材をメートル(線)または立方メートルで価格設定します。等級と樹種は数量拾いの記述項目です。NRM2 は木材の断面と特性を明記することを求めているため、SPF No.2 とダグラスファー・ラーチ、あるいは英国等級の C16 と C24 を1行にまとめることはできません。壁タイプは、厚さ・スタッドの寸法と割付間隔・プレート段数・防火等級・面材・基準線が異なるため、それぞれ別の延長として拾います。

最後に守るべき要点は、2つの単位系を切り分けておくことです。測定数量は、入札やスコープ報告に用いるもので、基準線上の壁の延長と面材の面積であり、単位はリニアフィートと平方フィートまたは平方メートル、すなわち NRM2 や CIQS の形式です。発注数量は、調達に用いるもので、それを板才・パネル枚数・スタッドやトラックの本数へ換算し、ロスを加えます。ロスは一般にフレーミング材で10〜15パーセント、面材で約10パーセントで、発注側にのみ適用し、測定上の境界(数量)には決して適用しません。これらのロス率は業界の経験則です。発注数量を見積として報告するとスコープを過大に示し、測定数量を発注として報告すると工事に材料が不足します。Exayard は図面を読み取ってこれらのルールを自動で適用し、各壁の延長を基準線上でトレースし、設定したしきい値を超える開口部を控除し、使用地域に応じてスタッド・プレート・根太・垂木・面材・接合金物を算出します。

地域による違い

測定の規格は市場によって異なります。Exayard で地域を設定すると、これらの既定値が切り替わります。

変わる項目地域既定値根拠
フレーミング壁の基準線(芯々 対 スタッド外面)アメリカ合衆国外壁はスタッド外面、内壁は芯々(北米の標準)米国のフレーミング墨出し慣行
フレーミング壁の基準線(芯々 対 スタッド外面)カナダ外壁はスタッド外面、内壁は芯々(北米の標準)カナダのフレーミング実務(NBC の割付間隔ジオメトリ、ヤード・ポンド系の製材)
フレーミング壁の基準線(芯々 対 スタッド外面)イギリスすべての壁を芯々でRICS NRM2 WS16(木材は所定の断面で部材長に沿って測定)
スタッド本数は壁長・割付間隔・追加分から算出アメリカ合衆国16インチ芯々+出隅3本構成、T字+2、端部+1、開口部+4IRC/IBC の16インチ芯々(ジオメトリ)、米国フレーミング実務(追加分)
スタッド本数は壁長・割付間隔・追加分から算出カナダ16インチ芯々+出隅3本構成、T字+2、端部+1、開口部+4NBC の16インチ芯々(ジオメトリ)、内訳単位は CIQS の測定法、ヤード・ポンド系の製材
スタッド本数は壁長・割付間隔・追加分から算出イギリスメートル単位の線部材(本数算出なし)RICS NRM2 WS16、スタッドは所定の断面でメートル単位で測定
開口部上の部材:リンテル(英国/メートル法圏)対 木製ヘッダー(米国)アメリカ合衆国組み立て式の木製/LVL ヘッダー(北米のフレーミング材)IRC の木製/LVL ヘッダー
開口部上の部材:リンテル(英国/メートル法圏)対 木製ヘッダー(米国)カナダ組み立て式の木製/LVL ヘッダー(北米のフレーミング材)NBC の軽量木造ヘッダー
開口部上の部材:リンテル(英国/メートル法圏)対 木製ヘッダー(米国)イギリス鋼製/プレキャストコンクリート製リンテル(英国/メートル法圏、メートル単位)RICS NRM2、鋼製/プレキャストリンテルをメートル単位で
開口部上の部材:リンテル(英国/メートル法圏)対 木製ヘッダー(米国)ヨーロッパ鋼製/プレキャストコンクリート製リンテル(英国/メートル法圏、メートル単位)各国の測定基準(SMM)、プレキャスト/鋼製リンテルをメートル単位で
開口部上の部材:リンテル(英国/メートル法圏)対 木製ヘッダー(米国)オーストラリア/ニュージーランド組み立て式の木製/LVL ヘッダー(北米のフレーミング材)AS 1684 の木製リンテル/まぐさ、指定箇所では鋼製
スタッド/根太の芯々割付間隔の標準アメリカ合衆国406 mmIRC/IBC(16インチ芯々)
スタッド/根太の芯々割付間隔の標準カナダ406 mmNBC(16インチ芯々)
スタッド/根太の芯々割付間隔の標準イギリス400 mm各国の木造軸組実務
スタッド/根太の芯々割付間隔の標準ヨーロッパ600 mmメートル法のフレーミングモジュール
スタッド/根太の芯々割付間隔の標準オーストラリア/ニュージーランド450 mmAS 1684 の住宅木造軸組(450/600 mm)
壁高からのスタッド長(プレカットスタッド 対 プレート重ね分)イギリス定尺材から現場合わせで切断(非標準の高さ)RICS NRM2 WS16、スタッドは所定の断面でメートル単位で測定
壁高からのスタッド長(プレカットスタッド 対 プレート重ね分)ヨーロッパ定尺材から現場合わせで切断(非標準の高さ)詳細寸法の高さまでメートル単位(線)で
壁高からのスタッド長(プレカットスタッド 対 プレート重ね分)オーストラリア/ニュージーランド定尺材から現場合わせで切断(非標準の高さ)AS 1684、スタッドは詳細な壁高まで

重要用語

フレーミング壁の基準線(芯々 対 スタッド外面)
フレーミングの長さは、仕上げ工種が用いる仕上げ面までは測りません。
T字/交差壁の取り合い部における芯々の半幅控除
芯々の延長に幅を乗じて数量を求めると、壁が交わる箇所で芯々が過大計上になります。
ドア/窓の開口部はフレーミング壁の「長さ」からは控除しない
プレートやトラックはすべての開口部を貫いて連続し、開口部の上下にも壁は存在するため、開口部はどの手法によっても壁の延長からは決して控除しません。
スタッド本数は壁長・割付間隔・追加分から算出
スタッド本数=壁の延長(LF) ÷ 芯々間隔
開口部ごとに加わるジャンブ(縦枠)フレーミング(キング/ジャック/ヘッダー/クリップル)
各開口部は壁を控除するのではなくフレーミングを「加算」します。一般にキングスタッド2本(両側で全高)+ジャック(トリマー)スタッド2本(ヘッダーを支える)+ヘッダー1本+ヘッダー上のクリップル(窓ではさらにシル+その下のクリップル)…
開口部ごとのヘッダー材数量(延長/プライ数。構造寸法決定ではない)
構造ヘッダーの「寸法」(部材せい、プライ数、樹種/等級、またはエンジニアード LVL)はスパン表と構造設計者が決めるもので、単一の数量拾い既定値の対象外です。
開口部上の部材:リンテル(英国/メートル法圏)対 木製ヘッダー(米国)
同じ開口部まぐさの要素でも、数量化は地域によって異なります。
プレート/下枠・上枠の段数乗数
プレート材の延長(LF)=壁の延長(LF) × プレート段数。
金属トラック/ランナーは壁の延長から算出(上+下)
鋼製フレーミング壁には上下のUトラックがあります。
スタッド/根太の芯々割付間隔の標準
割付間隔は、すべてのスタッド/根太の算出における除数です。
壁高からのスタッド長(プレカットスタッド 対 プレート重ね分)
本数のルールはスタッドが「何本」必要かを示しますが、製材発注には各スタッドの「長さ」も必要です。
床/天井根太の本数はスパン・割付間隔・二重補強から
根太本数=(根太スパンに直交する寸法)÷ 芯々間隔

参照規格

  • RICS NRM2
  • 定評あるフレーミング/積算テキストの実務。外壁はスタッド外面、内壁は芯々(北米の墨出し慣行)
  • 建物積算の芯々法。正味芯々=総芯々 −(½ × 幅 × 取り合い部の数)。交差壁1本=取り合い部2か所。L字出隅では取り合い控除なし(標準的な数量積算の教育内容)
  • IRC / IBC, スタッド割付間隔の表(16/24インチ芯々)
  • ICC IRC、壁フレーミング(開口部のキング/ジャック/クリップル部材の役割), R602 壁フレーミング
  • ICC IRC、壁フレーミング
  • ICC IRC、上枠/二重上枠の規定
  • AISI S240、冷間成形鋼構造フレーミングに関する北米規格(トラック/ランナー部材)
  • 冷間成形鋼フレーミングメーカーの技術製品データ(構造用トラックは標準で約10フィートの定尺で供給)
  • AS 1684、住宅木造軸組工法(部材の割付間隔)
  • ICC IRC、壁フレーミング(プレート重ね:下枠+二重上枠), R602.3
  • 寸法材のプレカットスタッド長(92-5/8/104-5/8/116-5/8インチ)、針葉樹製材の定尺慣行
  • 屋根フレーミングの勾配係数ジオメトリ(実勾配長=水平投影長 × √(1+(高さ/水平)^2))、定評あるフレーミング/積算テキスト
  • 板才の定義(1 BF=144立方インチ=12×12×1インチ)。BF=厚 × 幅 × 長 ÷ 144(インチ)または ÷12(長さをフィートで)、定評ある積算テキスト

よくある質問

フレーミング壁の長さはどの線に沿いますか。外壁はスタッド外面、内壁は芯々、それとも全体をフレーミング面で測りますか。

フレーミングの長さは、仕上げ工種が用いる仕上げ面までは測りません。北米の作図慣行は非対称です。外壁/耐力壁は「スタッド外面」を基準にとり(基礎・端根太・面材がそこで揃います)、一方、内部間仕切りは「芯々」でとります(割付間隔が芯々長さできれいに割り切れ、取り合い部が自ずと相殺されます)。規模の大きい商業工事では、間仕切りをフレーミング面で寸法表記することもあります。基準を取り違えると…

芯々でとる壁の取り合い部では、T字/交差壁の取り合い部ごとに壁幅の半分を控除しますか(L字出隅では控除なし)。

芯々の延長に幅を乗じて数量を求めると、壁が交わる箇所で芯々が過大計上になります。L字出隅は「自ずと相殺」します(一方の脚で二重に数えた分が、もう一方で欠落した分と等しい)→ 補正なし。T字交差/交差壁は過大計上になる → 取り合い部ごとに ½ × 壁幅を控除します。1本の交差壁は取り合い部を2か所つくるため、交差壁1本につき壁幅1つ分を控除します。正味芯々=総芯々 −(½ × 幅 × 取り合い部の数)。

ドアや窓の開口部は壁の延長から控除しますか、それとも面材面積からのみ控除し、追加のジャンブ(縦枠)フレーミングとして扱いますか。

プレートやトラックはすべての開口部を貫いて連続し、開口部の上下にも壁は存在するため、開口部はどの手法によっても壁の延長からは決して控除しません。影響するのは (a) 面材/ボードの「面積」(大きい場合に控除)と (b) フレーミングの「本数」のみで、開口部はキング/ジャックスタッド、ヘッダー、クリップルを「加算」します。これは控除の逆です。これがフレーミングにおける典型的な「長さ対面積」の非対称性です。

スタッドは壁の延長からどう算出しますか。割付間隔による一般部スタッドに、出隅/T字/端部/開口部のどの追加分を加えますか。

スタッド本数=壁の延長(LF) ÷ 芯々間隔+一般部スタッド1本、これに慣行上の追加分:出隅ごとに+3(3本構成の出隅)、T字/間仕切り交差部ごとに+2、壁端部ごとに+1、開口部ごとにキング+2・ジャック+2(さらにクリップル)。割付間隔は図面/仕様書から読み取ります(16インチ芯々が IRC/IBC の標準、24インチ芯々は法規が認めるアドバンスト・フレーミング)。追加分は法規ではなくフレーミングの慣行です。線測定(NRM2/CIQS)の制度では、スタッドは所定の断面でメートル単位の線部材として拾い…

ドア/窓の開口部ごとに、どれだけのフレーミングが追加されますか(キング+ジャックスタッド、ヘッダー、クリップル)。

各開口部は壁を控除するのではなくフレーミングを「加算」します。一般にキングスタッド2本(両側で全高)+ジャック(トリマー)スタッド2本(ヘッダーを支える)+ヘッダー1本+ヘッダー上のクリップル(窓ではさらにシル+その下のクリップル)です。これは「開口部は長さの控除ではない」というルールの本数側です。部材の役割は法規で認められ、正確な本数はフレーミングの慣行、ヘッダー寸法はエンジニアード/仕様によります。

エンジニアードヘッダーの「寸法」とは独立に、開口部ごとのヘッダー「材」はどう数量化しますか(延長とプライ数)。

構造ヘッダーの「寸法」(部材せい、プライ数、樹種/等級、またはエンジニアード LVL)はスパン表と構造設計者が決めるもので、単一の数量拾い既定値の対象外です。ただし「材の数量」は算出可能です。開口部ごとのヘッダー延長(LF) ≈(開口幅+各ジャックでの掛かり代)にプライ数を乗じた値です(ヘッダーはジャック間に渡ります)。既定値では、スケジュールに記載があればそこからプライ数/寸法を読み取り、なければ開口幅+掛かり代に対して2プライの組み立て式ヘッダーを想定します。

関連ガイド

建設数量拾いの用語集ですべての用語を参照できます。

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